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2006年05月19日Fri [17:37] 世界の話題  

地方が暴走する新5か年計画

日本でもかつて列島改造に熱を上げてた時期があり、この時期が最も幸せだったと、今でも振り返る人も多いでしょう。永遠に続く右肩上がりの成長が信じられていた、とても懐かしい時代です。夢と希望、そして人々の野望が渦巻いていた時代です。

今の中国がそうで、そこでは色んな人の野望が渦巻いています。

中国の新5か年計画、地方が暴走…中央方針「空洞化」
(2006年5月19日3時17分 読売新聞)
中国の第11次5か年計画(2006~10年)の国内総生産(GDP)年平均成長率を巡り、全国各レベルの地方政府が中央政府の指標を30~60%も上回る目標値を策定し、胡錦濤政権が目指す「持続的な安定成長」の足並みに大きな乱れが生じていることが、幹部らを対象にした中国政府の「秘密」扱い情報誌「改革内参」(5月10日号)の調査報告で明らかになった。

報告は、成長率を競い合う地方政府の暴走により中央の大方針が空洞化している実態を指摘し、「このままでは全国が混乱に陥り、収拾不能になる」と警告。中国では、やみくもに成長率を追求してきた結果、土地収用に絡む農民暴動、環境汚染、貧富格差などの社会問題が深刻化しており、統制を欠いた過熱経済の加速が諸矛盾を一段と増幅させることは必至だ。

報告は国務院国家計画委員会副主任(次官)などの政府要職を歴任した経済専門家の房維中・中国マクロ経済学会会長が執筆した。

地方が闇雲に成長率を追求するのは、そこに大きな利権が有るからでしょう。強引な土地収用で私腹を肥やし、環境を無視した効率重視でも私腹を肥やす。その結果が一部の富裕層と貧民層の、極端な貧富格差(2極化)でしょう。

既に中国の深刻な環境汚染や貧民問題は世界中に知られ、一部のエコノミストは中国経済の先行きに対して警鐘を鳴らしています。今後は既に民主化問題を解決したロシアやインドに押され、尻すぼみになると。

そんな事は胡錦濤も重々知っていて、その為の第11次5か年計画なのです。だけど止められない、中国の歴史・文化です。役人や共産党員は私腹を肥やせるからこその、その立場に居るのです。これが私腹を肥やせないとなれば、たちまち中央と地方の軋轢が広がります。または、役人や共産党員のなり手がいなくなる。

何れにせよ、中国も今のままの国家を維持できなくなる。

悲惨なのは、農民を中心とする貧民層です。大事な農地を失ったうえに、環境破壊による公害病(それは日本の比ではない)に直面しています。

歴史を鑑みて

そういう中国自身が、私達先進国の歴史から何も学んで来なかったのです。

今後の中国では統制を欠いた過熱経済の諸矛盾が、ますます顕著に(あらゆる分野で)出てくる事でしょう。それを回避する(国民の目を外に)方法の1つがファシズムによる中華帝国再興の夢を与える事であり、その出した結論が軍事大国化とは同じ東洋人として情けなくなります。

歴史を鑑みて ← 此方が言いたいくらいだよ、と。

それによると、中央政府が第11次5か年計画のGDP年平均成長率を7・5%に設定したのに対し、地方政府は省(直轄市、自治区)レベルで平均10%以上、地区(市)レベルで同11%以上、県レベルで同12%以上の目標値をそれぞれ定めた。省レベルでは、数値が最も低い省でも8・5%と全国目標を上回っており、11~13%の目標を掲げた省が八つに上った。

下位の地方政府になればなるほど高い数値を掲げているのが特徴だ。過大な固定資産投資、工業重視などにより、重複建設をはじめとする不合理な経済運営が懸念される事態となっている。

ほんと、中国って日本から見ればお役人天国でしかない。

官僚はもとより、政党や軍隊も大きくなれば自然と硬直し、お役所的に成りやすい。つまり、全てがお役所(人)生活を謳歌している国、それが中国とも言えたりします。

余程しっかりしないと、無駄なことばかり(この場合は過大な固定資産投資や、重複建設をはじめとする不合理な経済運営)しでかす。

まあ、責任の意識って奴が希薄な国なんですよねえ。




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