スポンサー広告  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2005年06月20日Mon [19:51] 世界の話題  

こうもり

コミュニケーションの最終目的が相手を動かす事にある以上、そこには当然ながら説得力が必要です。かつてギリシャの哲学者アリストテレスは、「説得力の要素はエトス・パトス・ロゴスの三つである」としました。これは日本でコミュニケーションをきちんと教える場所も少なく、あまり知る人もいません。しかし欧米を中心とする諸外国では、結構と認知されていたりします。

この中の一つであるエトスは、一般に論理・習慣・特質です。また違う文献では徳に通じるとか、品性・人柄・精神・気風と説明される場合も有ります。これを今回の韓日首脳会談に当て嵌めたとき、そこに韓国側の呆れんばかりの低いエトスを読み取れます。韓国は日本を信用せず、あらゆる分野で猜疑しか持っていないのです。だから幾ら日本が従来の事なかれ方針を採ろうが、反論しようが、それは韓国内で全くの別効果と往々にしてなります。

コミュニケーションは受け手が送り手に対する信頼感を持たない限り、間違いなく失敗します。誰だって、それはそうですね。信頼できない相手の言う事など聞きたくも無いし、その相手の要望どおりなアクションもしたくないのが人間でしょうから。

           ※ ※ ※

日本と韓国の過去を見る限り、そこには最低のエトスしか醸し出せない環境しか見つけられません。事大主義と小中華主義の狭間で揺れ動いていた朝鮮半島が当時の日本とマトモに向き合うべくも無く、それはハナから最低ラインでの関係でしかなかったのです。そこにはまた、君子儒と化した儒教の影響も多分に有ったのでしょう。儒教も古い原儒までなら、長男である私なんかは嬉しいなんて話は置いておいて、この新しい儒教(君子儒)からは侮日観は生まれても、対等の相手との認識は生まれる術も無かったでしょう。その辺り(朝鮮半島の悲しい立地条件等)はマーケットの馬車馬さんのブログに詳しく書かれていますので、そのurlを下記に記述しておきます。

マーケットの馬車馬さんのブログ

           ※ ※ ※

現代の韓国における反日教育は、それは韓国が置かれた地政学上の、また上記の各要素が複雑に絡み合って生まれたものでしょう。そしてエトスにも初期と中間、最終エトスがあって、今はその中間エトスにあると。そう、私は思うのです。現在の両国間をこのまま推移させても、際限なく反日を呼ぶ結果しか残せないだろうと。

現状を打破する一つの道として、このまま日本や世界が韓国の動静に関して、ただ静観を決め込むのも有りかも知れません。今後の韓国社会が、さらに北朝鮮や中国と急速に接近しても、それがそのまま中国の利益とも限らないのです。今更ながら民族熱に浮かれた韓国国民ですが、北朝鮮では既に新小中華とも呼べる思想を打ち出しています。そこでは金総書記こそ世界最高の指導者であり、その彼に率いられる我らこそが最高の民であるとされているのです。このような自国民優越主義はトラブルの元とはなりこそすれ、地域社会の安定には結びつきません。したがって将来、中国も統一朝鮮が生まれそうな状況になると北朝鮮への影響力を強めるか、または統一阻止に動きかねません。そして経済的にも統一時のドイツより劣った韓国では、その後の経済的混乱は想像に難く有りません。今では反日の共通項目を持つ韓国と北朝鮮ですが、この両国が一つになる事で利益を得る国の無い事が、これまた朝鮮半島に住む人々の悲劇なのかも知れませんね。

私達日本人の戦後60年を超す平和への追及を、まるで無視した反日政策を掲げなければならない両国。そこには同一民族が外圧によって切り裂かれた、そんな悲しい背景が有るからなのです。それは悲惨な環境にある人が、近くに住む何一つ不自由の無い(そう見えるだろう)日本への反感と成るのも自然と言えば、言えるでしょう。

コウモリは動物と鳥の間を行きつ戻りますが、日本もこの際、静観してコウモリが何処へ行こうとするのかを見定めるのも良いでしょう。行けば行ったで良いし、戻れば戻った時の態度が多少は変わるでしょう。既に地球の裏側から資本が一瞬で日本に届く時代ですから、朝鮮半島の地政学的な価値は相対的に下落しています。そして再度、このまま推移させても韓国の反日は無くならないのですから。それを人はランドパワーとシーパワーで話すかも知れませんが、やはり半島は半島であって、陸と海に囲まれているのです。そこに生きる為には相応の、歴史の知恵も必要なのです。だから彼らを、不当に蔑視するなかれ。
スポンサーサイト

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。