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2006年07月03日Mon [10:53] 世界の話題  

インドへの核開発協力要請

先進国という言葉は、ややもすれば自民族中心主義に陥る。高度な工業化を達成し、技術水準ならびに生活水準の高い国が先進国と言う割には。寧ろ後進国(現在では開発途上国又は発展途上国、途上国の方が一般的)に対しての、先進国。その中にも先進工業国、富国、中進国、高所得国と呼ぶ方がシックリくる。まあ一般的には、OECD(経済協力開発機構)加盟国を先進国と見ている模様であるが。それはOECDの目的が(1)経済成長、(2)貿易自由化、(3)途上国支援(これを「OECDの三大目的」という))に貢献することを目的としているからなのだろう。

(1)EU加盟国(19か国)
イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア。

(2)その他(11か国)
日本、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュー・ジーランド、スイス、ノールウェー、アイスランド、トルコ、韓国。 

しかし何時の世にも、大国と呼ばれる存在がある。大国とは、ある分野において国際的に大きな力を持つ国(国家)のことだ。現代では主に国際連合の常任理事国である、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国を言うが、この他、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、日本のG7メンバー、あるいはG7にロシアを加えたG8メンバー国を指す事が多い。しかし、どの国を大国とするかについては、時代、世紀、国力によって違いがあり、一概に判別することは難しい。

現在の所、冷戦終結後は軍事面でアメリカが唯一の超大国とみなされている。しかしこの大国には「××大国」と表現されることもあり、福祉、軍事、経済の分野で使用されることが多く「福祉大国」、「軍事大国」や「経済大国」と表現される。他に「消費大国」や「離婚大国」など。類似の表現としては、周辺国に影響力のある国々を列強と言うことがある。

前振りが長くなってしまった(^^ゞ

インドはIT大国とも呼ばれ、また核保有国です。広大な土地に人口、多くの民族が寄り集まる、カースト制が有名な国です。数多くの宗教が存在し多神教の国と思いきや、最近はイスラム教が伸びてきているようです。このイスラム教がして、中ロの警戒を抱かす理由とされていましたが、その国力と共に綱引きが始まった国です。

インドが核兵器を所有している事自体には、何ら国際法上の問題は有りません。核兵器の不拡散に関する条約である、NPTに参加していないからです。このNPT条約に主たる非締約国はインド、パキスタン、イスラエルなのですが、すべて核の保有国になっています。北朝鮮も紆余曲折の末に退会していますから、ここも非合法という訳では無いのです。

本来が米、露、英、仏、中の5ヶ国を「核兵器国」と定め、「核兵器国」以外への核兵器の拡散を防止するという不公平な条約なのですから、自国の安全保障に疑問を持つ国が核開発に乗り出すのも無理はありません。イランが国際社会から武力制裁を受ける可能性も無視して核開発(平和利用だと言うのだから、よけいに問題が無いと言える)するのも、イラクやイスラエルの存在(脅威)があります。

核不拡散・核軍縮を主目的とする日本が、今回のようにアメリカからインドの核開発支援を要請されても動きにくい国では有るのです。しかしアメリカが路線を現実的に修正したように核開発イコール自由世界の敵、核不拡散の敵では、世界が余計に混乱するという理由が有ります。イランやイラク問題ではイスラエルのロビー活動で振れるアメリカですが、インドに関しては現実的な対応が見えます。

核開発が即反米であるとか、闇市場の拡大という事態を招く事の方が不気味です。核の闇市場ではカーン博士などが有名ですが、これは氷山の一角とも言われています。いつ核兵器が個人の手に渡るかも知れない、そんな時代です。どのみち21世紀は従来の戦争という概念を超えた、そんな戦争が主流に成りつつあります。

ロシアや中国がイスラム教を警戒するのも、答えは「そこ」に有ります。どんなに通常兵器を拡充しても、核の自爆テロには抗しきれませんから。また何よりも最上位に神がくるイスラム教が国内に入り込む事を、神はいないとする共産主義である両国は警戒しているとも言えそうです。

その点、日本は宗教に無頓着ともいえる振る舞いを見せます。国内にもイスラム教徒は存在しますが、キリスト教同様に拡がりを見せません。またインドと日本の産業構造も重なる部分が少なく、最近は経済のパートナーとして注目を浴びています。

宇宙開発の部分でも近々月まで飛ばそうかと言うインドですから、多くの先端技術も日印関係さえ深めれば得られる所も多そうです。

日本としてはインドやイランにしても、まず現実的な対応を練る必要が有るでしょう。相手が核兵器開発国であろうが、まずは相手国を安定させる事です。四面楚歌がいかに辛いか戦前に嫌と言うほど経験してきた日本ですから、相手を別サイドに追いやる危険を軽減してあげる事です。インドにはアメリカが、日本に協力を依頼してきています。イランにはドイツが、安保理の常任国に混じって参加しているでしょう。今、本当に試されているのが日本だとも言えます。

世界の安定に寄与できる国なのか、と。

原則論に拘って、断じて「個人?」の手に核兵器を持たせては成らないのです。他国との軋轢に相手国の国力が疲弊すれば、必然的にそうなります。だからこそ日本は、あらゆる分野で協力をしあい、お互いの関係を深化してこそ核軍縮に繋がると信じる他はない。

違いますでしょうか。

**************

それにつけても核や宇宙開発、IT産業などで先頭を激しく追い上げるインドですよ。この国は中国やロシアと同様、先々も先進国と呼べる存在には成らないでしょう。そう、私達が持つ先進国のイメージは、彼の国々には無意味なのです。

総中流感覚の日本人には、所詮「強国」の意味が分かりにくい。。のか?


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