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2006年09月20日Wed [10:35] 日本の話題  

飲酒運転の撲滅

福岡市職員の飲酒運転による痛ましい事故の後、世間は俄かに飲酒運転の問題がクローズアップされてきています。また、こう言った事故の後はマスコミ各社も飲酒運転による事故を常日頃よりも大きく取り上げているようで、連日、飲酒運転による事故がテレビや新聞を賑わしています。警察による飲酒検問の強化や、そこで検問にかかった酔っ払い達の言も紹介されています。同じ飲酒検問に数時間後おいて2回も現れた酒気帯び青年には驚かされましたが、ふと考えさせられる問題と感じました。

飲酒運転が世間でこれだけ大問題になっていても、人によって受け取り方がまるで違うのです。飲酒運転の問題に少しでも近いのは喫煙問題ですが、此方は【自分や周囲の人の肉体に対する悪影響】が共有されているという差が有ります。飲酒運転には、これが無い。深酒は身体に悪いと知っていても、それが他人にまで迷惑を与えかねないとは想像できない。飲酒の功罪、それが共有されていないのです。

私も仕事柄、いろんな目を経験しています。まるで自慢にもなりませんが、泥酔で生死の境を彷徨った事すらあります。会社から数キロの自宅まで歩く事すらままならず、高架の下で座り込み、お迎えの車「後輩、彼は仕事帰り」を待った事も。職場に有った悪い伝統の、そこに悪ノリしてた若い頃です。私は元からが酒飲み家系ですから、好きで付き合ってたのが悪いのですがね。流石にこれで自分の適量が判り、それ以降は飲みつぶれるまで飲む事は無くなりました。どの様な宴会でもペースを守り、普段より陽気にはなるが、絶対に口は滑らさない訓練だったのかな。今から考えると、とても無茶な話です。それでも先輩から口酸っぱく言われていた、韓国や中国の人と飲むときは酒を舐めるだけにしろ。と。

それはさておき、酒気帯び状態での車の運転は簡単です。酒で自分の反射神経や判断力が落ちているとは言っても、運転する人には気にならないレベルです。特に前述のような、同じ飲酒検問に2回お世話になった様な若者では。それらが低下したとは言っても、それでも一部(多いが)の高齢者や、下手な運転をする人よりも安全(誰だって、自分は上手いと錯覚していますから)だと。ここに落とし穴が有って、飲酒運転に対する罪意識が湧きにくいのです。

酒の影響は身体の調子にもよるし、自分の老化も知らず進みます。昨日が大丈夫だったから、今日も大丈夫とは言えないのです。同じ量でも毎回違う酔い方なのに、知らずに運転してしまう怖さ。よほど飲酒検問で高い反則金を払うほうがマシで、事故などおこしては取り返しがつかないのです。

飲酒運転の撲滅? 簡単ですよ。

抜き打ちの検問を増やし、ついでに酒気帯びというグレーゾーン判定を無くすだけです。何も金利だけでは無いのです、無くすべきグレーゾーンは。

■【主張】飲酒運転 撲滅の徹底と法整備急げ  平成18(2006)年9月18日[月]

福岡市東区で先月末、幼児3人が飲酒運転の乗用車の犠牲になった事故で、福岡地検は最も悪質な交通事故に適用する刑法の危険運転致死傷と道交法違反の罪で容疑者の元公務員を起訴した。

この痛ましい事故を契機に、飲酒運転撲滅の機運が高まっている。全国の各自治体は、飲酒運転で事故を起こした場合、免職を含む厳しい処分で臨むという方針を次々と打ち出し、警察も厳格な取り締まりに乗り出した。

酒を飲んで運転することは、公道で車という“凶器”を走らせることに等しい。飲酒運転による人身事故は、凶悪犯罪である。これまで悲惨な事故が起きた直後は、ドライバーも周囲の人も飲酒運転に厳しい目を向け、事故は激減した。

ところが、のど元過ぎれば熱さ忘れる-で、飲酒運転事故の増加を繰り返してきた。今度こそ、国民一人ひとりが自覚し、飲酒運転の根絶に立ち上がらなければ、悲劇はいつまでたってもなくならない。

福岡市の事故では、警察は当初、容疑者の同市職員を業務上過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ)で逮捕した。しかし、この職員は、事故を起こした後、飲酒運転を隠蔽(いんぺい)するため、友人に大量の水を持ってこさせて飲んだり、身代わり出頭を依頼するなど、悪質極まりない行動をとっていたことが明らかになった。

何の落ち度もない幼児を3人も殺しておきながら、逮捕時点の容疑だけで起訴されれば、懲役は最高刑で7年6月にしかならない。悪質な飲酒運転事故に厳罰を科す危険運転致死傷罪の最高刑は、懲役20年である。福岡地検が起訴の段階で同罪を適用したのは、当然といえる。

同罪は平成13年の刑法改正で新設された。しかし、捜査当局にとっては、同罪の立件要件が厳格なため、裏付け捜査が難しいとの指摘がある。

正常な運転が困難な酒酔い運転、というのが立件基準だが、今回のケースのように、いったん現場を離れて酔いをさませば同罪の適用を免れることがありうるなど、まだまだこの法律には不備が多いのが実情だ。

みなが「酒を飲んだら運転しない、させない」という当たり前のことを守るとともに、法整備も急務である。




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