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2005年06月26日Sun [11:25] 日本の話題  

自分で考える

去年は相次ぐ台風に地震と、この日本中が大変な一年でした。そして災害現場でのマスコミ過熱による、行き過ぎた報道も多く見られました。これはまた別様の、まるで人災が連続して列島を襲ったかのようです。当時のマスコミ(ある番組のキャスターですが)の偏りすぎた質問に辟易して、私はネットの友人達に、この自分の感覚が間違っているかと聞いた事が有ります。

被災者達に開口一番「政府に何を求めますか?」などと、それをオウム返しのように繰り返すしか能のないキャスター。それを不快に思う私がここにいて、その私の感覚がズレているのかを聞いたのです。

自然災害は、確かに国家が動かないと駄目な事も多いでしょう。しかしその復興の全てを国家に頼ろう、国家がすべきだ。と、言うモノでも無いでしょう。民間でも、現にそのマスコミが大々的な資材を集中して取材しているのだから、当然ながら、協力は出来るのです。また必要なら全国に呼びかけて、必要な物資を、人々のノウハウを、積極的に集める事すら出来るのです。しかし、皆さんにはマスコミのそんな動きが見えたでしょうか。私に見えたのは、各社が競い合って【同じ衝撃的な画面】を必死で追いかけている姿のみです。そのヘリコプターの一部でも捜索や救援に差し向けた社は有ったでしょうか。救援は政府で、報道は我々報道の特権、仕事とでも考えているのでしょうか。

出来る事は、幾らでも有ります。災害の状況を詳しく調べ、関係部署に連絡。または資材の搬入と同時に幾許かの救援物資。または個人情報が騒がれている昨今ですから、NHKのような個人情報丸出しではない情報サービス。専門家のアドバイスによる、本当に必要な物資を事前に視聴者に対してカンパ要求することも。それは日頃から情報発信者としての経験により、何が求められるかが事前に判断できる業種(報道)だから言う事です。

災害救助と報道の、その報道のみに安穏とする姿勢こそが許せないのです。これは報道カメラが真実を求め他人が救助に向かう場面でも、ただシャッターを押す姿に感じる私の憤りなのでしょう。目の前で多くの人が亡くなろうと、それを報道するのが職業と割り切ってカメラのシャッターを押す。押す。

はっきり、言います。

目の前の惨状を写しながらでも、多くの人は助けられます。戦場に行っている訳でも無いのですから、自分の身を守らなくても多くの貢献は出来ます。ただ、それすら考えずにカメラを回しているから腹が立つのです。目の前の惨状を写しながらでも、それについて考える事は出来る筈です。自分は現状を出来うる限り追いかけても、社の別部門に対してプッシュする事くらいは出来るのです。

そんな姿を一切見せずに、ただ政府と言う他者に救助の全てを押し付けているのです。私は考えます、「政府に多くを求めるなかれ」と。例え災害用とは言っても、あまりに多くの事を政府に求めていくと、政府は必然的に【大きな政府】になるしか無いのです。そしてそれが今や我々は勿論、マスコミも批判している行政の水脹れ状態では無いでしょうか。何か事が有ったら政府に求め、平時はそれを攻める。これではあまりにも、我々も能がないのでは無いでしょうか。

私は先に書いたキャスターが、そんな事も考えずに「とにかく政府を非難」したいのだとしか感じられなかったのです。日頃は政府のアラばかり探し、何か事あれば不足を言う。そんな御都合主義に毒された、ただの底の浅い不平屋に過ぎないと感じたのです。

私が今思うのは、それら行政の隙間とも呼べる問題にでも対応できるように、政府に働きかけて規制を緩和させる事です。そして、それらの隙間に挑戦していく人・会社を強力に民間がバックアップして行く事です。確かに自然災害は予測が困難で専用のネットワーク、方法は考えにくいでしょう。私にも、まるで何が必要なのかが見えている訳でも有りません。しかしそれを、まずは身近な例で一つずつ実践しながら皆で考えていくと、何か手が有るように思えてなりません。

何事も政府批判や要望ばかりでも良いですが、我々の心に、まず他人に頼ろうとする部分が少なければ、そのキャスターも言ったでしょうか。まず政府に頼ろうとは。そして、自分で考えたでしょう「今、本当は何が必要なのかを」。

つまり、自分が考えると言う事が大事だと思うのです。他人に教えられた言葉では無く、自分の心の奥底から湧き上がるような、そんな自分の考えでコメント、行動しただろうと。そしてこれが、今後の日本に必要な自立した人間では無いでしょうか。

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