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2006年09月26日Tue [14:02] 日本の話題  

女児誘拐殺人に死刑判決

私は死刑なんて絶対に反対で、でも日本の量刑の不条理さにも納得いかない口です。犯罪被害者達の犯人に極刑を望む声にも同情しますが、それは死刑と無期懲役の間に超えられない程の実際差が有るからでしょう。

恩赦制度も無い日本で死刑は「ジ・エンド」ですが、無期懲役なら何れ釈放される。生か死か、この両極端な量刑が日本の裁判制度を混乱させている。オウム松本死刑囚の弁護団にしろ懲役300年を200年に短縮する為なら、あそこまで遅延化戦略は採用しなかったでしょう。時間稼ぎさえすれば心理学的にも被告の精神は歪み、裁判を継続できないという読みも成立しなかった。この被告が長期に拘留されると精神的に衰弱するなんて事は半ば常識で、ハナから松本弁護団には被告を弁護する気も無かった。。

さて奈良の女児誘拐殺人ですが、小林薫被告に死刑判決が出たようです。この痛ましい事件もまた、地裁、高裁、最高裁と、長期化する可能性が有ります。現在の日本が誇る裁判の三審制度も、法曹界の専門家が悪用しようとするなら簡単なのでしょうね。僅かばかりの小口(金)でも、けして離そうとしない弁護士だって存在するのが現状でしょう。自分達の論理・倫理を馬鹿にされると、陪審員制度に戦々恐々の裁判官に、数少ないであろう悪徳弁護士達。

この程度の裁判に2年近くもかけて、その結論は。。。

奈良の女児誘拐殺人、小林薫被告に死刑判決
(2006年9月26日12時45分 読売新聞)

奈良市立富雄北小1年、有山楓(かえで)ちゃん(当時7歳)が2004年11月、誘拐、殺害された事件で、殺人、わいせつ目的誘拐など八つの罪に問われた毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(37)の判決が26日午前、奈良地裁であった。

奥田哲也裁判長は「卑劣で残虐な犯行。矯正の可能性は極めて困難で、生命をもって償わせるほかはない」と求刑通り死刑を言い渡した。これまで被害者1人の殺人事件での死刑判決は大半が金品目的の犯行だったが、奥田裁判長は「被害者は1人とはいえ、落ち度もなく、抵抗できない幼い子どもに性的被害を加え、殺害した結果は重大」と述べた。弁護側は控訴する方針。


弁護側の控訴は、至極当然。弁護側が控訴しなくとも、自動控訴制度でも構わない。

奥田裁判長は、主文の言い渡しを後回しにし、犯罪事実について、検察側の主張をすべて認定した。

動機を、わいせつ目的で誘拐したと認め、「身勝手きわまりなく酌量の余地はみじんもない」と述べ、争点の一つだった殺意の形成時期も「自室に連れ込み、風呂場で抵抗されるまでの間」とし、確定的殺意があり、とっさの殺意という弁護側主張を退けた。


猥褻目的で女児を連れ込めた時点で、殺意が生まれたとする方が自然。抵抗された時点では、後。

さらに、「純粋むくな女児の性格を利用した犯行は巧妙かつ冷徹で極めて執拗(しつよう)で残忍」と指弾。女児を殺害後、両親に画像をメール送信するなどの行為について、「反省しないばかりか、血も涙もない非情な犯行」と断じた。


両親に画像をメール送信した時点で、今後も反省の可能性は無い。

「無限の可能性があったが、人生を楽しむことなく7年の短期間で終えなければならなかった無念さは察するに余りある」と女児の思いにも触れ、「愛するわが子の命を理不尽な形で奪われた怒りや無念さは計り知れない」と両親の気持ちを代弁し、極刑を望む遺族感情に理解を示した。

そのうえで、最大の焦点だった死刑適用について、最高裁が判示した死刑適用の目安である永山基準に言及。「残忍性、結果の重大性、犯行後の悪質性、被害感情の深刻さ、社会的影響を考えれば、刑事責任は極めて重大」と述べ、女児を狙った2度の前科があり、常習性が根深いとした上で矯正の可能性も否定。さらに結果を示す被害者数に触れ、「数だけをもって死刑を回避すべきではない」とした。


小林薫被告(37)に無期懲役では、まだまだ元気な50歳代で出所してくる。新たな被害者を出さない為にも、死刑判決も止むを得ない。やはり、日本にも終身刑が必要ですね。死刑か終身刑でも、絶対に揉めたいのが法曹界の人情でしょうから。

それが死刑と無期懲役しか無いから弁護側も極刑逃れに終始して、『被害者』と『被告』を置いてけぼりなのでしょう。本当の人権を無視して何が人権派弁護士とは思うのですが、これまた日本人の曖昧さが生んだ悲喜劇と思うのですよ。




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