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2005年07月14日Thu [11:03] 徒然の話題  

神経症

神経症とはストレスの重なった先に有るもので、不安や強迫観念、ヒステリーや恐怖症を惹き起こす病気です。主に内気で敏感、几帳面で融通が利かない。または完全癖や自己中心的で感情的な人ほど患いやすい病気です。

1.不安神経症
 強烈な不安の為に心悸亢進(しんきこうしん)、身震い、眩暈が起こり、またそれが不安を増強していく。

2.脅迫神経症
 ある事が頭から離れなかったり(強迫観念)、したくも無い行動なのにしてしまう(脅迫行動)。などと、文字通り強く迫ってくる。つまり自分で自分を縛っていくのであり、自分が必要の無い人間だとか、そんな事ばかりを思いこんでいく。

3.ヒステリー
 病気による困難な状況から逃避する症状で、発熱や腹痛、歩行障害や記憶喪失など、いろんな病気が実際に現れてくる。

4.恐怖症
 閉所恐怖症が比較的有名だが、このような【ある対象】を極度に恐れる症状。他にも広場恐怖症や対人恐怖症、不潔恐怖症や高所恐怖症など多くの症状がある。

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人間は集団で生きる関係上、このような個人的な症例は集団としても患い得ます。私が過去と現在の日本の差を考えた時に、常にこのような問題が浮上してきます。

ロンドンでの同時爆破テロを期に日本人と英国人の差などが論評されたりしていますが、私などの世代以上であれば「昔は日本も、もっと大らかだった」と記憶している筈です。それが何時しか病的に歪んだのが、今の日本なのです。

現代はストレス社会と言われて久しいですが、それによる不安感や強迫観念は気づかない間に私達を苛め、無闇に集団ヒステリーや恐怖症を惹き起こしています。

自分と他人の間にある違いを認めたく無い一心で、テロをテロとして固定したモノの考え方を知らずしていないだろうか。テロとされる事件で、その事例毎に背景も考えず評価を下しては、その結果、違う結論に導かれてはいないだろうか。これは他の問題、それは日本の国内問題でも同様です。誰かの平和や平等など甘言に騙されて、結局は高い買い物に手を出していないだろうか。

私は何もロンドンで起きたテロを擁護している訳では有りませんが、最近の日本人がテロと称される枠内に、また他の事例に、変なものまで混入させられていると感じるのです。それが前述の英国人との差であり、まさに日本人が陥っている病の証と見えるのです。

今後もテロと称される事件は数多く起きるでしょうが、そこにはどうしてもテロでは無い事件も含まれる筈なのです。チェチェンの、モンゴルの、アフリカの悲痛な声は声として聞き分ける耳も必要です。それら全てがテロとして自動処理される様になったら、私達の神経症も末期段階に入ったと見るべきでしょう。

天使のように大胆に、そして悪魔のように細心にです。人間が集団で生きる生き物なのだからこそ、無用な心配は誰かの思う壺です。そして細やかで柔軟な対応をすれば、どのような物事も善い方向を向きます。所詮、この世とはそんなものです。

7月14日付・よみうり寸評
 〈非常時こそ平常であれ〉――今、ロンドン市民の冷静さの根底にはこの行動原理がある。〈いつものように〉――これがテロに屈しない市民の合言葉になった◆本紙国際面の「季節風」欄にロンドン特派員がそう伝えてきた。爆破現場の立ち入り禁止のロープが見えるカフェが結構繁盛している。事件3日後の第2次大戦祝勝パレードも予定通り行われた◆週末の歓楽街もにぎやかだったし、週明けにはラッシュも戻り、株価も回復。このロンドンのスケッチを読んで、ロンドン市民に拍手と声援を送りたくなった◆〈ジョン・ブル〉という言葉も思い浮かべた。英国人の代名詞。ジョン・ブル魂は幼時から「うろたえるな」で育てられる。〈隠忍自重〉はその代表的な資質の一つであろう◆初めは〈やせ我慢〉でも美徳は美徳。忍耐は一朝一夕で身につく資質ではない。ジョン・ブルの忍耐には長い歴史がある。第2次大戦のロンドン大空襲、IRA(アイルランド共和軍)の連続テロ……◆かつてかのイートン校などでは真冬も窓を細く開けて寝たと伝えられている。

結局まあ、こう言う事です。今は日本だって「もったいない」などが再評価されてきてますが、他にも沢山の歴史に埋もれた言葉「精神」が有ったのです。古めかしくも日本人の身の丈にあった、そんな数々の遺産を置いてけぼりにした。それが、今の日本に閉塞感を齎しているのでは無いでしょうか。
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