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2005年09月04日Sun [16:36] 世界の話題  

抗日戦争勝利式典から

中国にも色々と世代間序列があり、中国の反日教育を奨励した江沢民氏や李鵬氏ら第3革命世代の指導者は、ほとんどが抗日戦争で家族などを失った経験を有し、理性では抑え難い個人体験からの筋金入りの「反日」になります。

しかし第4の革命世代である胡錦濤国家主席は、祖父の代からお茶の販売を行っている資産家の実家が日本軍の手で営業停止になる辛酸をなめつつも、抗日戦争で家族に死者が出た経験は有りません。

寧ろ、日本軍が江蘇省に進軍し、胡錦濤氏の父が営む茶販売ができなくなって資本家から極貧生活に没落した事で、文革時代に「資本家成分」との汚名を受けずに済んでいます。「不幸中の幸いだった」(馬玲・李銘共著「彼はどこから来た 胡錦濤」)との指摘もあるほどに。

だから胡錦濤政権はそれまでの第3革命世代とは違い、対日融和策に特別な嫌悪感を持たないとも予想されます。彼は自身の政権基盤安定の為にも、早く対日融和カードを切って、反日を装う体制批判の芽を早期に摘み取る。そんな実利優先策を積極的に行いたいのが本音だ。との意見も有ります。

しかし対日政策の急激な方向転換は政権の足元をすくいかねず、当分は国内世論と国際世論の温度差の中で手詰まり感を感じるでしょう。したがって当面は、政権安定最優先の対日政策を継続する事になります。

胡主席が日中関係改善へ期待表明…抗日戦争勝利式典
(2005年9月3日19時15分 読売新聞)
中国の胡錦濤国家主席は3日、北京の人民大会堂で開かれた「抗日戦争勝利60周年」の記念式典で演説し、「中日友好協力関係を発展させる中国政府の方針は変わらない」と述べ、小泉首相の靖国神社参拝や、4月に中国で吹き荒れた反日デモなどで冷え込んだ日中関係改善への期待を表明した。

この日中関係改善とは、中国指導層の本音でしょう。よく利権と覇権を区別しない中国分析も見かけますが、私は両者を厳密に分ける必要が有ると思います。

ここでは中国が、日本にアジアの覇権。その一部を、押し付けたいのでしょう。

この場合の利権とは、中国の国益に関わってくる問題です。それに対してアジアの覇権の一部とは、これはアメリカの例を見れば分かります。どのような国家にとっても広すぎる影響圏は、これは悪戯に国力を削ぎます。

一口にアジアと言っても範囲が広すぎて、それは中国と言えども無制限に関わりを持つと国力の浪費になります。だから中国としても、日本が制限つきでアジアに介入すること。その事自体には反対どころか、逆に望んでいると見ます。

歴史認識問題については、「我々が歴史を胸に刻むよう強調するのは、恨みを抱き続けようということではなく、歴史を鑑(かがみ)に、未来に目を向けるためだ」と強調。その上で、「日本政府と指導者が、歴史問題を真剣かつ慎重に処理し、侵略戦争に関して表明したおわびと反省を実際の行動に移すよう望む」と語った。

先月の小泉首相の終戦記念日談話を念頭に置いた発言であり、「実際の行動」とは、首相の靖国神社参拝中止などを指している。

これは中国の内部事情も有って、日本にも慎重な対応をお願いする。てな意味でしょうが、些か、勝手な言い分だよ。に、なりますか。

他民族を卑しめては自民族を纏め上げようと、そんな「人を見れば泥棒と思え」的な愚民政策の尻拭いは御免こうむりたいですね。そんな政策なんぞ、もう何十年も前に方向転換する時期に有ったのだから。

それがそのまま、「反日を装う体制批判の芽」に直結しているのですからね。

これに関して、胡氏は、靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)の判決に対する挑戦は許されないとの考えも示した。

挑戦も何も、日本人もそれが事実と知り始めているのが現実です。まだまだネット利用者以外には浸透していない事実でしょうが、日本が他の国々とのネット接続を切断しない限りは止まらない。

それは中国本国のネット利用者ですら、その気になれば「あらゆる情報」を手に入れられる事と同じです。案外と、中国のネット利用者にも多くの「東京裁判の真実」を知る人が多いかも知れませんね。

どんな体制であれ、自分達の都合の良い情報だけを与える時代は過ぎました。

式典には、1990年代に徹底的な愛国主義キャンペーンを行った江沢民・前国家主席らも出席した。

まあそれでも、やはり大変ですね。胡主席も。。合掌。




ただし、中国の対日融和政策願望を見誤ってはいけません。

現在の日本は6~7パーセント位の対中投資ですから、中国はこれを増やしたいだけなのです。間違っても戦前日本のような4割近い投資になれば、台湾は許文龍氏の例のように圧力の道具と、その日本資産を利用します。

つかず離れず、適当な距離を置いての交流が良いでしょう。

国民の間に根付いた反日が本当に邪魔だと感じている国は、これは中国です。そんなものが無ければもっと日本資金を呼び込んで、いざとなれば利用できた筈なのですから。そこが、小児韓国とは違いますね。

だから私達日本人も、もっと大人の対応をするべきです。嫌なものは嫌だと、そんな単純な外交では世界に影響を与えられるような大人の国にはなれません。

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