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2005年09月13日Tue [12:55] 徒然の話題  

現代社会の捻じれ

現代社会が抱える捻じれ現象は多く、その為に、今回の選挙でも浮動票の行方が最後まで判断出来ませんでした。この浮動票の動向を解析したテレビ番組も、幾つか見かけました。しかし、一見しただけでは意味の分からない話です。

今回の小泉総理は、そのスタイルからして敵味方が多くなります。ですが少し考えてみれば誰だって現状日本の問題全てが、彼の責任では無いと判断できます。靖国問題や教科書問題、反日問題などの近隣諸国問題は彼以前からの日本の政治手法が問題だったのであり、その近隣諸国の問題でも有ったのです。経済問題も歴代政権が無闇に出した国債や、業界と役所が癒着した事による国際競争力の低下は彼のせいでは有りません。

彼自身の持ち球は郵政を改革したい、この一点に絞られます。この事は彼自身が古くから言い続けている事であり、何も目新しい事でも無いのです。時間が、議論が足りないなどの反論は小泉総理の在任期間を考えれば言い訳にしか聞こえません。少なくとも自民党議員なのであれば、彼小泉を総裁に選んだ時点で勉強を始めるべきだったのです。

しかし一般国民から見ると、やや状況が異なります。小泉政権は専門家を登用し、その改革の大鉈が直接、国民の痛みにも繋がったのです。今回の郵政にしても、末端の郵便局職員には不安な事になります。それが小泉総理の言う「痛みを伴う」であり、これまでの自民政権なり連合政権が避けてきた西洋風外科手術なのです。

これまでの日本は外科手術を拒否して、漢方薬に頼ってきたとも言えます。しかしこの治療方法は日本経済が右肩上がりで成長している分には気にならないものの、水平成長なり減衰している場合には大きな問題となります。

多くの国民が不景気に喘ぐなか、一部の恵まれた環境にいる人々が浮き彫りになるのです。郵便局や道路公団の、また地方都市職員の恵まれた環境は、今や国民の間に憎悪の連鎖が芽生えかねない問題なのです。しかしまたそれは、あまりにも私達に身近な問題でもある。多くの国民がまた地方都市の職員であり、郵便局で働いていて、道路の保守に携わっていてと、まるで身近な問題に直結しているのです。

これらを考えると、今は国内にケガレを求めている段階なのかも知れません。洋風に言えば生贄の羊を求めているとでも。そしてそれに選ばれたのが道路公団であり、今回の郵便局なのです。

ケガレを外に求めると朝鮮半島の、中国の日本叩きとなります。だからこそ日本は国内で、このケガレを払わないとならない。他人に全責任を押し付けて逃げるような、そんな情けない国民になりたくないなら。ですが。

幸いな事に、小泉総理も十分に体力が有ると見ての改革です。少し時間を開けて冷静に考えてみれば、これは郵便局が国際的にも進出しえる千載一遇のチャンスでも有ると気づくでしょう。このケガレは何時でも転じて、素晴らしくもなれる。そこが従来の護送船団方式を至上としていた歴代政権とは、まるで違うのです。

随分と前から「最高の社会主義」と揶揄されてきた日本も、今は曲がり角になります。高い福祉を求めるにも、その財源を求める必要が有るのです。「相手は親方日の丸。行け行け、どんどん」とばかりに高いサービスを当然のように享受し、さらなる要求を出してた時代は終わりなのです。

そんな事は日本の縮図でもある地方都市の、その財政破綻ぶりをみれば判るでしょう。

今回の選挙でも無党派が動きましたが、これは20歳代~40歳代の層です。私自身がその年代のギリギリに有るからこそ言えるのですが、私達は「税金を上げない」では動きません。収入が増えないのに、どうして増え続ける支出に対応出来るのか。日本の少子高齢化は現実なのに、そのような非現実的な話に乗るなとは、これは如何わしい商法に言う言葉です。これは憲法問題にも言える事で、現実に近隣諸国の軍拡路線を目にしては如何にもな話です。

財政問題に外交問題、あらゆる事に奇麗事だけを言ってれば良い問題では有りません。今やその根拠を納得出来るまで説明しては、その上で言うべき事です。

昨今の如何わしい詐欺商法に乗るのは高齢者か、世間とは関わりの少ない主婦層です。税金を上げないのならば、その根拠を詳しく述べる必要が有ります。憲法を変えないのなら、その根拠を詳しく説明する必要が有ります。相手(私達)を納得させられる説明、根拠が無いのでは話にもなりません。そして、現実に「無い」のですから。

だから私には従来の野党そのものが、古い体質ばかりを引きずりたがる保守と見えます。共産党は今回も多くの選挙区で候補者を立てましたが、結局は執行部数人を当選させるだけの捨て馬にしただけです。民主党にしても、結局は最後に古臭い手に頼ったのです。

このような美辞麗句ばかりを並びたてる野党に背を向け、「この人なら、実際に何かを変えてくれそうだ」と小泉自民党に票が流れたのです。

************

今は都会と地方、高齢者と若年層、その間には多くの捻じれが生じています。そしてそれらを吸収出来るような政党が無い、それが日本の問題なのです。旧来の野党は所詮まやかしに過ぎず、真に無党派と呼ばれる層を取り込める政党が無い。

本来が団塊世代向け政党だった自民党に代わる新たな政党を、今回は小泉総理に託して無党派の票が流れた。そうとは、考えられませんか。自民党よ、私達の党になってくれ、と。それが本来ならば野党(改革派)に流れる票を、自民党に入れさせた。

今や無党派層にとって旧来野党も、これまた保守(古い)党なのです。

************

今回の自民党圧勝を受けて、巷では早、自民党の後継総裁(総理)云々が騒がれています。私自身は小泉総理の続投は無いものと、またそうであって欲しいと願っています。しかしあまりにも勝ちすぎた結果、その後継者選びは困難を極めるでしょう。

ただ小泉総理は人を驚かすのが好きで、そこに大きなサプライズ(驚くこと)を用意して有るかも知れません。誰が後継者で有っても次期選挙での議席減少が避けられるまいと読めば、ここは英国ばりに女性総裁、総理が誕生しても可笑しく有りません。

勿論それは次期有力候補へと繋ぐ、繋ぎとも見られる役目です。それでも、日本最初の女性総理は悪くない話です。歴史に残るその役目を引き受けるのは、さて、さて。。


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Re Comments.

『』 
厳しいようですが、郵便局が国際的に進出するというのは、現実味の欠片もないと思います。 曲がり角であるとか、時代の終わりであるという判断を軽々しく言って欲しくもありません。 今日に於いて税金を上げるべきでないことは、明確に説明できます。 私のブログにその説明がありますので、ご覧下さい。 騙されているのは、あなたです。
2005/09/14(Wed) 06:52:14 | URL | ニュースの研究所さん #-[ Edit.]
『』 
社交辞令に抜きに、非常に納得しながら読ませていただきました。>英国ばりに女性総裁、総理が誕生しても可笑しく有りません……について、実は私もちょっと“妄想”していたんですね。ある人を。でも、妄想なので、それはナイショにしておきます。(笑)
2005/09/14(Wed) 09:20:29 | URL | yodaway2さん #ZBUzdg7g[ Edit.]
『』 
journalsさんですか? はじめまして。
私は生来の楽天派なんです。どんな闇の中にも、きっと光は有ると信じるクチなんですよねえ。。でも、どんどんと教えてくださいね。色んな事を憶えて、それでもまだ私が楽天家だったら、それはそれで凄い事なんですから。

yodaway2さん、いらっしゃいませ。
あまり煽てると「豚(三光)も木に登る」になっちゃいますよ~。分かりますか? マンガ「ヤッターマン」シリーズのお話です。
女性総理大臣候補も二人にまで絞りましたが、まあ仮定の話なので同じく内緒です。w
2005/09/15(Thu) 12:07:56 | URL | 三光さん #-[ Edit.]
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