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2006年01月17日Tue [13:58] 世界の話題  

パンタナールからの警告

ブラジルにある世界最大の湿原「パンタナール」は、世界最多の自然の宝庫として世界遺産の保全地域にも指定されています。しかし今やここも森林破壊や環境汚染などさまざまな環境破壊に晒されているのです。

それは現在、石油に代わる燃料としてのエタノール燃料(材料はサトウキビ)の大規模工場が進出しようとしているからです。そこでパンタナールの玄関口にあたるカンポ・グランデ市などでは、「アルコール燃料に反対しよう」と書かれた大きな看板が立っているそうです。

ブラジルは世界最大規模の自動車用アルコール(エタノール)燃料導入が進んでいる国であり、1980年代には国策もあって国内で走る90%以上の自動車がエタノール車だったほどとも言われます。このエタノールはガソリンに比べて一酸化炭素などの排出量が少なく、サトウキビ自体の栽培中も大気中の二酸化炭素を吸収する利点を持つなど、非常に環境に優しい燃料であるかのような印象を、我々に与えます。

しかしそれを大々的に量産しようとすれば、途端に途上・後進国の環境を激変させる面も有るのです。この世界には今も飢えた人々が多く住むのに、それらの国々で一斉に外貨稼ぎのサトウキビ増産が始まったらどうします。

所詮は、この地球も限られた大きさのパイなのです。食料も燃料もと、欲張ってみても仕方が無い事です。だからこそ日本の省エネ技術は有り、人間一人一人が地球に与えるダメージを軽減させる研究を行っているとも言えます。

しかし諸外国、例えるならば中国は日本と比べて、とても省エネ・環境技術で劣ります。日本の何倍も原油や人力を飲み込んでは、やっとの事で日本と同等の数量を揃えているのが実情なのです。結果としての甚大な環境の破壊であり、人々の健康被害なのです。かつて日本を襲った公害問題が、さらなる量的・質的進化をして中国や周辺諸国にまで影響を与えつつあるのです。

近年の日本近海に多く姿を現すエチゼンくらげ、これも中国沿岸部での富栄養化が進んだ為とも言われます。また中国からは、多くの食材も日本へ届きます。このように現代における世界的な工業化からも、私達はこの隣国を、他の途上国を無視して生きていく事が出来ないのです。

日本の持つ優れた環境意識も技術も、どんどんと輸出して地球の負担を軽くしたいですね。

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