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2006年01月26日Thu [16:45] 日本の話題  

呆れ果てた国会

自民VS民主、ライブドア事件めぐり非難合戦
(2006年1月25日22時24分 読売新聞)
ライブドア前社長の堀江貴文容疑者との関係をめぐり、自民、民主両党の非難合戦は25日も続いた。事件の背景の社会風潮や倫理問題への対応という議論は棚上げしたままで、相互批判ばかりが過熱している格好だ。

自民党の武部幹事長は25日、国会内での正副幹事長会議で「国会が始まり政局が動くと、党執行部に批判が集中し、隙(すき)あらば体制を揺るがそうとする。総裁選があるので、水面下で権力闘争が始まっている」と述べ、党内からの批判に不快感を示した。その上で、野党からの批判に対しても「攻撃は最大の防御だ」と語り、野党に反撃する姿勢を強調した。

一方、民主党の野田佳彦国会対策委員長は記者会見で、武部氏が「岡田(民主党前代表)氏も堀江さんにアプローチした」と批判したことに、「求められて会ったのであり、アプローチという認識は誤り」と反論した。

岡田氏も武部氏に抗議文を送ったが、武部氏は25日、「候補としての擁立を企図した会談を『アプローチ』といわずして、何をアプローチと言うのか」と回答した。

衆院議院運営委員会理事会では、民主党の前原代表が、自民党と堀江容疑者の関係に絡めて、衆院選での自民党獲得議席を「粉飾」と代表質問で言及したことが議題となった。

自民党は、「国民を愚弄(ぐろう)した発言だ」として前原氏に対する懲罰動議を提出したが、民主党は「懲罰動議を出すとは言論封殺にほかならない」と突っぱねるなど、対決色は強まるばかりだ。

ただ、両党とも、堀江容疑者の手法を持ち上げた時期があったことは事実で、参院自民党幹部は「あまり民主党攻撃をしない方がいい。泥仕合になるだけだ」と述べるなど、過熱気味の舌戦の行方を懸念する声もある。

IT業界の雄として、一時は時代を風靡したホリエモンではあるが、今やその「同じ方向を見ていた」人達が泥仕合。昔も今も問題が山積みとなっている日本国で、彼らはいったい何をしているのだろう。

与党も野党も、そしてまたそれを煽るマスコミも戴けない。どうしてもやりたいのなら、どこかホテルの宴会場でも借り切って、酒でも出しながら、テレビカメラも交えてするが良い。さぞかし面白い、そんな番組が出来るだろう。

国会の中では、そんな低俗な問題に終始するのは止めて欲しい。と思うのは、私の些か身勝手な希望かも知れない。だけどね、これが税金を使って(国会もね)やる事なのかな。

***************************

忘れられた高度信頼社会の土台 中谷巌 平成18年1月26日(木) 産経新聞
≪日本人の美意識とは相反≫

ライブドア・ショックと耐震強度偽装問題が日本社会を揺るがせている。関係者の犯罪の中身については厳密な検証が必要であるにしても、これほど堂々と人を欺き、裏切ることが日常化した日本という国の行く末に不安を抱いた人も多いのではないか。

問題の根幹は少なくとも二つある。ひとつは、この十数年、様々な分野で規制緩和が推進されてきたが、それに伴う法体系の整備や企業の自由な行動を監視するためのインフラが不十分という問題だ。

日本社会は規制による「事前チェック」の体制から、自由化と「事後チェック」の体制に移行する必要があるが、それがまだ不十分にとどまっている。これは所轄政府機関の怠慢であり、早急に「市場の番人」としての体制を創りあげる必要がある。

もう一つのより重要な問題は日本人の倫理欠如だ。「悪いことをしても露見しないならやっても良い」とか、「隙(すき)あらば人を欺いても、うまい汁を吸おう」という考え方は、もとより伝統的日本人の美意識からすれば許容できないところである。

『武士道』の著者、新渡戸稲造はこう書いている。

「武士道の本性、すなわち算術で計算できない名誉を重んじるという特質は、近代の経済学以上に、はるかな真実の教えを人々に教えた」(原文は英文、奈良本辰也訳)

ただし、倫理欠如は日本固有の問題というより、人類普遍の問題だ。プラトンの『国家』には自分を透明人間に変身させる不思議な指輪を拾った羊飼いギュゲスの話が出てくる。ギュゲスは透明人間に変身すれば悪事が露見しないことを良いことに、結局、国王の地位にまで上りつめてしまう。「悪いことをしても露見しない時に、人はいかに振る舞うべきか」。これこそプラトンが『国家』で展開した正義論の核心であった。

戦後のいわゆる民主主義教育は、こうした倫理の基本について教えることを回避してきた。およそ教室では「人は何のために生きるのか」「どのように生きなければならないか」といった哲学的話題がまともに取り上げられることはなかった。

≪教養教育の欠如も一因か≫

そのようなカリキュラムは意図的に切り捨てられたといってよい。この倫理教育の欠如こそ、日本社会をむしばみつつある病の温床であり、いま世間を騒がせているライブドア事件や耐震強度偽装問題の根本に横たわる問題ではないだろうか。

明治維新を切り開いた先人たちは、今日の日本人とは違ったようである。西洋文明を吸収するため派遣された岩倉具視遣欧使節団の若き一行は、英語が流暢(りゅうちょう)に話せたわけでもなく西洋流のマナーを身につけていたわけでもなかった。しかし、彼らの多くは四書五経をはじめとする古典に親しみ、教養豊かであった。

教養とは「人はいかに生きるべきか」といった人間存在の根元について思索することで培われるものである。彼らの立ち居振る舞いは西洋流のマナーにはそぐわなかったが、「教養が滲み出ていた」ため欧米各地で熱狂的に歓迎されたという(泉三郎著『堂々たる日本人』)。

残念ながら、現代の日本人が立ち居振る舞いの優雅さによって、あるいはその教養の豊かさによって、外国の人たちに感銘を与えたという話は寡聞にして知らない。そういう人が皆無とは言わないが、戦後教育が知識詰め込み中心で、心や倫理の問題を教える教養教育が欠如したものであったことに責任の一端があるように思えてならない。

ここで重要なことは、市場経済を支える最重要のインフラは、市場参加者の倫理だという点である。フランシス・フクヤマは著書『信なくば立たず』(加藤寛訳)のなかで、日本の経済発展を支えた最大のポイントは、日本が高度信頼社会であったことだと指摘した。

≪相互信頼欠けば発展なし≫

互いの信頼を裏切らない誠実な精神風土があったから、身内でもない人に企業経営を任すことができた。それがファミリービジネスを専門経営者による大企業ビジネスにいち早く引き上げる重要な要素になったというのである。逆に、人々の間で相互信頼が欠如する場合には、取引コストがかかりすぎるために市場経済は発展しない。

ライブドア事件や耐震強度偽装問題は、高度信頼社会の土台を揺るがしかねない危うさを秘めている。日本という国を礼節を弁(わきま)えた高度信頼社会にとどめておくには何が必要なのか。これこそ今、日本が取り組むべき最重要な政策課題なのではあるまいか。


些か古めかしい言葉と内容だけど、まあ間違ってはいないと思う。

都会は言うに及ばず、今やどんな田舎の家だって、しっかりと玄関や窓に鍵をかけないと安心とは言えない。日本も何時しか、そんな状況になってきているのです。

意図的に切り捨てられた、それ(倫理)を取り戻すまでは続く、私達の「泥沼」ですね。



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Re Comments.

『もっとも』 
なご意見です。株は一種ギャンブルですから損もすれば儲かる時もありますね。ただライブドアのやり方が株主を騙すような行為だったので企業としては最低かと思います。こんな企業を拾う会社がありますかね?
2006/01/26(Thu) 20:53:36 | URL | toshikiさん #-[ Edit.]
ライブドアの純資産は2000億円(現金・株券)を超えていて、それにプラスするトコロのコンテンツです。ただ同然(2000億程度)で買えるものなら、買ってみても損は無い買い物かと思います。
もっとも、これもマスコミからの情報なので、実際の内情はどうかとなれば疑問符を付けますが。。
しかも総発行株券数が10億?で、現在の値段が150円以下ですね。それだけ考えれば、どうもこれ以上の損はなさそうと、そう信じる人も多いからこその、昨日今日のライブドア株売買実績かと思えます。
では?。
2006/01/26(Thu) 22:33:06 | URL | 葛城さん #-[ Edit.]
はじめまして
今国会。衆議院インターネットテレビで小泉首相の施政方針演説・本会議から予算委員会等全編見てますが、泥仕合になった原因は民主党(無所属クラブ)ほか野党の論調から出てると思いますが。それと、マスコミ。
ホリエモン逮捕・耐震強度偽装・BSEのいわゆる「3点セット」を改革の影と称して、国会審議をぐちゃぐちゃにしてるのは、与党ではなく、民主党その他野党とそれを持ち上げるマスコミだと思います。
施政方針演説を聞いても分かるように、小泉首相は、今国会を「行革国会」という位置付けをされています。なのに民主党は「安全国会」という名のもとの政府批判、あわよくば政権奪取の足がかりにしようとしてるのは見てて丸分かりですよ。
ちゃんと「行革国会」をしましょうよと意思表示しているのは政府・与党なんです。それをやろうとしないのが民主党ほか野党プラス、マスコミ。民主党がそれを「質疑」という形にするから政府・与党は何らかの答弁をするしかないってことをご理解いただければと思います。
2006/01/28(Sat) 22:19:31 | URL | 劇団たぬきさん #-[ Edit.]
『脇が甘くなって』 
確かに国会審議がぐちゃぐちゃになったのは野党、そしてマスコミの暴走が主原因でしょうね。でも今年で任期の切れる小泉総裁の、その立場の弱化は否めないとも思うのです。
それぞれが次期総裁候補として違いを見せる必要上、そこに与党としての主張に統一性が見られない。(多少は揃えていますがね)
ストップ・ザ・コイズミなんてリンクも見かけますが、実際上は「もう一部、止まりかけている」小泉政権です。
だと、そう思う(笑)。どうですか?。 だから与野党としたのです。
2006/01/29(Sun) 09:10:47 | URL | 葛城さん #-[ Edit.]
『?????』 
何やら論点がずれてるような気がするのですが。

だって、与野党で泥仕合はやめてほしいという論調だったのに、小泉首相(自民党内でいえば総裁としての)が政権求心力を保てなくなった、っていうようになってしまってませんか。

「ストップ・ザ・コイズミ」なるリンクなんて、ずっと前から見かけてますし、「もう一部、止まりかけている」というご指摘もどうなんでしょうか。今回の件で内閣支持率下がったとはいえ、50パーセント台を維持していますし。

それに、通常国会はまだ始まったばかりですね。
「3点セット」追求がずっと続くことはありえないと思いますし、いずれは「行政改革推進法案」など民主党が「行革」をまとめきれていない部分に焦点が移ると思いますよ。「行革」に焦点が移れば、小泉首相の弱体化なんてことは俎上にもあがらないでしょうと。

僕が言ってるのは、今回の「3点セット」で泥仕合をしているのは与野党とマスコミだっていう論調だったので、政権与党はそういうスタンスではないでしょうということなんです。騒いだのは泥仕合にしてるのは野党とマスコミだろうと。
2006/01/29(Sun) 12:17:17 | URL | 劇団たぬきさん #-[ Edit.]
政権与党は、確かに「そういうスタンスでは無い」に違いは無いのです。しかし気がつかれませんか、同じ与党の中にもホリエモンをダシにして自分をアピールしている人がいます。秋の総裁選、もしくは自民党内で自らの立場を強める為にだけ。
昨年、秋の選挙以降の一時期には磐石の強固さを誇った小泉内閣ですが、今やその神通力は徐々に低下していると感じるのです。つまり、議員それぞれの本音が出てきだした。
脇が甘いとでも言いますか、そのような脆さが野党やマスコミに付け込む隙を与えて、結局は泥沼化国会を演出しているような気がしてならないのです。
このまま国会の焦点がズレていっても、そこには与党内部からも不協和音が今まで以上に噴出すと思えるのです。野党側もそこを狙っていて、何も仰るような「あわよくば政権奪取の足がかりにしよう」ではなくて、与党の弱体化だけを狙っていると感じるのです。

まあ結局は、同じようなモノなんですが。

誰もが「自分の為に」だけ動き、動かざるを得ない状況。そうではなかった時期(小泉総理の任期を気にしなくとも良かった時期)には考えられなかった、自民党議員も自分の事を考える必要が出てきたのですね。

だからこそ私は与党サイド(その細胞)にも、今回の国会が泥沼になった責任の一端は有るよとばかりに書いていたのですが、考えすぎでしたか?。
2006/01/29(Sun) 12:59:58 | URL | 葛城さん #-[ Edit.]
どうして、ホリエモンをダシにして云々となるのでしょうか?論理の飛躍ではないですか??
今日のサンプロで、公明党の高木広報局長や野党の方々が同様のお説を述べていましたが、それをそのまま受け取ってらっしゃるのでしょうか?
ホリエモンをダシにして自分の存在をアピールしている人っていうのは誰なんでしょうか?小泉首相?、武部幹事長?、竹中総務相?それとも麻垣康三?
そして、今国会で「行革」に焦点を移しても与党内で不協和音が噴出するという論拠が分かりません。しかも、「今まで以上に」と強調される論拠が。自民党も公明党も「改革加速」で選挙を戦ってきたんですよ。
国民が今回の件で「構造改革」を望まない、と。今後「3点セット」の追及で内閣支持率が30パーセントとかに激減する要素でもあるのでしょうか?
そうでもない限り、この間の総選挙で国民が「構造改革路線の加速」を選択した、つまりは「行政改革推進法案」や「政府系金融機関改革」、「特別会計の整理統合」などの論議に移っても自民党内で不協和音になるなんて考えられないんですが。
つまり、国民の関心が「行革」よりも「3点セット」に移らない限りは。

当初の記事は、与党に責任の一端がある、という論調ではなかったような気がしますが。
「脇が甘い」というご指摘も結果論から逆算してのことではないでしょうか。
2006/01/29(Sun) 13:45:57 | URL | 劇団たぬきさん #-[ Edit.]
『話を戻します』 
今回は私の不手際で混乱させてしまい、申し訳ありません。コメントを遡って考えれば、最初の「ご理解いただければと思います」に「はい、解っていますよ」としていれば、ここまで混乱させる事も無かったのにと後悔しきりです。

ここ一連の話を通じて、私だって単純に当初エントリー中で「与野党共」とした訳でも無いと御理解いただけたと思います。話が後から後から出てくるのでは無くて、まず自分なりの結論がありのエントリーなのです。言うなれば長々と書くより、単純にして書いたエントリーです。

さて御質問の方ですが、些か極論に走りすぎだと感じます。また人間理解も、私とは違うようです。私は人間が本来持つ本性は保守的であり、誰しも本心では急激な社会の改革を好まないとします。その国民全体(政治家も、官僚も国民ですよ)が持つ本性に従って、与党内でも当然(でなければ成らない)、意見の差も出てくるだろう。それは言うなれば、速度の問題です。行政改革自体は日本の社会が求めたものだから、それは止まりません。速度が変わるだけです。

それを踏まえたうえでの、なんとドタバタ劇よと「ぼやいてた」のです。

2006/01/30(Mon) 13:16:36 | URL | 葛城さん #-[ Edit.]
『いえいえ』 
>今回は私の不手際で混乱させてしまい、申し訳ありません。

いえいえ、そんなことはないです。
何か僕のほうこそ、理解が浅いせいでしょうか、その辺はご容赦ください。
混乱したっていうか・・・まァ~混乱したんでしょうかね。泥仕合の原因について、僕なりのお答えをしたつもりだったんですが、小泉内閣の弱体化のほうに話が行ってしまったので。

>些か極論に走りすぎだと感じます。
え、そうですか?どういうところがでしょうか?
人間理解というくだりについては、僕はそういう哲学的なことを言っていたつもりは全然なくて。
葛城さんのいう人間理解を否定はしません。むしろ、そうなんだと思います。
行政改革については、官僚の抵抗は相当出てくると思います。それはそうだと思います。
そして、与党の族議員も少なからず抵抗はするでしょう。それは「総論賛成・各論反対」という意味で。
「行政改革」は日本の“社会”じゃなくて“国民”が求めたんじゃないでしょうか?だって、“社会”の構造がおかしいから、これを変えようと出てきたのが小泉首相であって、その小泉首相の「構造改革路線」を選択したのがこの間の総選挙だったんじゃないでしょうか。

う~ん・・・結局は、今回の泥仕合は、あくまで野党とマスコミが仕掛けたもので、それを「質疑」という形にするから政府与党は答えなきゃならないという構図でよろしいんでしょうか?
2006/01/30(Mon) 22:33:40 | URL | 劇団たぬきさん #-[ Edit.]
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2006/01/29 12:19:04[劇団たぬきの元気が出るブログ]  

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