スポンサー広告  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006年02月17日Fri [16:32] 徒然の話題  

片仮名の氾濫

私は何も学歴主義や教育パパと言う訳でも無いのですが、最近(随分と前から)の外来語が氾濫している様をみると憂鬱になります。スキルとかリスク、スタイリストなどと、随分と以前から、日本ではカタカナ(片仮名)が氾濫していますからね。

便利で使いやすい片仮名なのですが、この片仮名の【片】とは不完全と言う意味であり、大部分は漢字の一部分を取って出来たものです。つまりですよ、先人達は完全な言葉とし認識していなかった。

何故か?。

それを考える為には、お隣の朝鮮半島を見ると良いでしょう。

朝鮮半島で使われているハングルは李氏朝鮮の第4代国王・世宗(セジョン)による『訓民正音』での制定ですが、その訓民正音の序章には、実はこのようなことが書かれています。

國之語音 異乎中國 與文字不相流通
故愚民 有所欲言 而終不得伸其情者多矣
予為此憫然 新制二十八字
欲使人人易習 便於日用耳

訳としては、我が国の言葉は中国のものとは異なり、漢字漢文は通じない。故に愚民たちは言いたいことがあっても、書き表せずに終わることが多い。私(世宗)はそれを哀れに思い、新たに28文字を制定した。これで人々が文字を簡単に習い使い、日々用いるように欲する。って、程度でしょうか。

皮肉な事なのですが、これでは歴史的にも“愚民のための言葉”と言えるのです。。

日本の平仮名に相当するハングルですが、これだけで全てを賄う訳にいかないのです。このエントリーにしても、すべて平仮名で書いたら読めるでしょうか?。私の書いている意味が正確に、あなたに伝わるでしょうか?。

傍若無人

昔の日本人は、それを「傍らに人無きが若(ゴト)し」とする事で、誰でも分かるように工夫しました。

多少の漢字知識があれば、傍若無人だけで用が足りるのです。が、せいぜい傲慢な様子が想像できるくらいですか。それを「そばの人に遠慮せず、勝手な行動をする様子。」と、徹底的に分からす努力をしたのですね。

平仮名や片仮名、そしてハングルにも抽象的な事を表現する力は有りません。

抽象:
個個別別の事物などから、それらの範囲の全部のものに共通な要素を抜き出し、「およそ…と言われるものは そのようなものである」と頭の中でまとめあげること。

日本人は漢字混じりの文章から、それらを補っているのです。

かつて朝鮮半島の知識人が己の優位性を確固たるモノにする為に用いた手法、それが言葉を簡略の方向へ誘導する。だった、とも言えるのです。

人々の語学力が低下する時、そこに扱いやすい国民が生まれます。

日本が漢字文明圏に有る以上は、その漢字教育は欠かせません。もしも英語文明圏に入るのならば、英語の中の抽象語教育が欠かせません。どちらの言語にしても、話し言葉だけでは足りないのです。

私も会社で英語の技術用語を学んだように、人々が深く思考する為にも、それなりの用語が必要なのです。それがどのような国の言語であろうと、人々は【考える為】の用語も習う必要が有るのです。

豊かな語彙(特定の範囲に用いられる語の総体を集めたもの)を増やす事、それが人生を生きるうえで潤いも齎してくれるような、そんな気がします。

それが、昨今の言葉に押し寄せる簡略化とカタカナ化。。憂鬱ですよ。

まあ、私も豊かな語彙を持ってるなんて言えません。だからこそ、ブログなどの書き込みを通じて勉強してたりします。のんびりと。(;¬_¬) アヤシイ





 ←宜しかったらポチッと、1クリックの御協力をお願いします


スポンサーサイト

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。